音声ソフトとWebページ
音声ソフトの性質とWebページ
音声ソフトを使ってパソコンを操作するとか Webページを見ている・・というのはなかなか一般の方には理解できないものです。 画面を見ないでいったいどうやって状態を理解したり操作しているのか・・ということを理解することが困難です。
なのでwebページを作るにあたって、アクセシビリティに配慮し視覚障害者でも読みやすいページにするには、いったいどこをどうすればいいのかがわかりにくいし、きっとそういう処理には厖大な手間と時間と費用がかかるに違いない・・と思ってしまいます。
音声ソフトに対応するのは、実はとっても簡単です。次のページで紹介しますが現在のページにたった2行を追加していただくだけで基本的にOKです。
まずここでは、音声ソフトの性質を知っていただき、いくつかのサンプルを見ていただくことで、視覚障害者に(もちろん一般の方も)読みやすいwebページを作る参考にしていただければ幸いです。
テキスト文字しか読めない
音声ソフトはパソコンの文字を読み上げるので画像は読めません。ある大手のハンバーガーチェーンのページは商品名とその写真と価格が全て画像で表示されていて、音声ソフトではまったく読めないということがありました。
この場合 写真はいいとしても商品名と内容と価格をテキスト文字で記述していただく必要があります。
一行ずつしか読めない
音声ソフトはひとつの操作で1行しか読まないので、画面全体がどうなっているのかを把握するのに時間がかかります。
したがって目的の場所(本文)にたどりつくのに、とても時間がかかります。
上から順番にしか移動できない
音声では画面が開くごとに、htmlソースを上から1つずつ実行していきます。これはたとえば画面の左側にメニュー/右側に本文がある構造では、新しいページを開くたびにメニューの1行目から毎回読まなければならないことになり、やはり本文にたどりつくのにとても時間がかかります。
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