パニック障害

パニック発作はある種の環境の中で自分が適応できる範囲を超えてしまうような気分になったとき発作的な症状として現れます。

症状の特徴

体の症状として 手先足先 頭などの虚血感、手足のしびれやマヒ 動悸 呼吸がしづらい のどや胸がしめつけられる感じ、冷や汗 立っていられない感覚など
気分の症状として そわそわしてじっとしていられない 強い不安や孤独感 気が狂ってしまうかもしれない・倒れてしまったらどうしよう・逃げられなかったらどうしようなどの不安や恐怖感

発作が起きる条件

環境として 電車 バス 車 飛行機 エレベーター 映画館 歯医者 美容室などの閉鎖的な場所や環境 逆に大きな駅の構内 広いスーパーなど広い場所、強い冷房や気温の変化など
心の部分 誰も自分を理解してくれない 孤立感 仕事や勉強など課題におしつぶされる抑圧感 言葉や暴力による束縛間 人や世の中が怖い感じ もし○○になったらどうしよう・という予期不安など

体の特徴

体の各部に強い緊張があるのに自分ではその感覚がほとんどない、呼吸が浅い 眠れない 頭痛 吐き気 食欲不振 胃腸症状など自律神経症状

治療方法

無意識の状態にある強い緊張を和らげることが気分的な安心感を生み、それが緊張を緩和させ、それが安心感につながるという安心を感じられるループを作ります。
こういった感覚のくせを定着させるのには少し時間がかかりますが、東洋医学は自律神経症状に特異的な効果を表すことがあり早い人なら数回の治療で “治った感じ”を得ることができる場合があります。
ただパニック障害も含めて精神疾患は不安や緊張しやすい性格や体質が身についてしまっているために、それらの症状が全て消えてなくなるような回復ではなく、微妙に見えている状態を維持することができるような体質に変えていきます。
つまり自分の心や体の状態が、ちゃんと見えている・ということが安心につながります。
ちょっと変だなと感じたときにすぐに対処ができる体であれば、大きな発作は絶対に出なくなります。

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---- copyright nishio kenichi 2014/04/01 ----