性被害による精神疾患

幼いころに受けた性的暴力やレイプなど性被害を受けた女性が、その後に精神的な苦悩や症状に苦しみます。

症状の特徴

性的な感覚や接触での嫌悪感や恐怖そしてパニック発作のような症状も起きる場合があります。
日常的にも不安や恐怖感があり、いらいら・そわそわした感覚がある・外出や人と会うのが怖い・不眠や過食拒食など他の精神疾患と同じような症状もあります。
また周囲とのコミュニケーションがうまくいかないことから、職場や地域などで孤立したりいじめの対象になったりすることもあります。

体の特徴

不安定な心の症状とともに、めまい 微熱 やる気が出ない いらいら そわそわ 手足の冷え・しびれなど自律神経失調症のような身体症状も頻繁に現れます。
これらは病院で検査してもどこも異常がみつからないと診断されてしまうケースが多いようです。

治療方法

他の精神症状と同じく身体に慢性的な緊張があり自分でゆるめることができなくなっている場合が多いので、この緊張を緩和させて ほっとできる精神状態を回復させることが治療の中心となります。
誰にも相談できない苦悩を一人で抱えていることがほとんどなので対話療法によりこの重さを少しでも減らせるようにすることも治療の主目的になります。ただこれらの方々が受けた傷は薬やカウンセリングで安易に軽減できるレベルではないので、私ができることは、ともかく黙ってそれを理解し受けとめ続けてあげることだけです。

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◆ 西尾はり灸マッサージ治療室
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---- copyright nishio kenichi 2014/04/01 ----