症状 虚しさ

周囲に仲間や家族がいるにもかかわらず自分の内面に深い孤独や孤立感や虚しさを感じて苦悩します。
また春先や秋になるときなど気温や気圧 湿度などの関係で虚しい気持ちになる場合もあります。

症状の特徴

 自分の内面が、からっぽになるような・足元が不安定なような、自分の中心が希薄なような・・なんとも不安定な感覚で多くはパニック症状なども併発するようです。
虚しさが強い場合は胸がおしつぶされそうになるとか、早くなんとかしなければ死んでしまうような恐怖感を感じます。
原因のひとつとして幼少期の自分感覚の学習不足があると思われます。
たとえば親の暴力や愛情不足育児放棄など安心できない環境であったり、いい子でいなきゃ・しっかりしなきゃというような周囲からの強い期待を受けてしまったり兄弟姉妹に障害があり親がそちらにかまいっきりだったり・・というような事例があります。

体の特徴

慢性的に身体各部が緊張していたり疲れがあったり過敏であったりする状態をもっている場合が多く、その身体感覚とそれを感じる自分の感覚との間に錯覚や矛盾があることから感じる精神症状のひとつだと思われます。
内面がからっぽに感じるときは身体感覚が異常に希薄になっていると考えられます。

治療方法

今の自分がよくても悪くてもその全てを これでいいこの自分でいいのだ・というように自分を否定しない自己暗示の練習をしていきます。
また上に書いたことが自分の身体内部に起きているということを知ります。
たいていは何かしら外的な要因からそうなっている・つまり誰か他人のせいではないか・と思えてしまうと精神症状はさらに悪化しますから、その目線を自分の内部にある変化を見えるようにしていきます。
身体を温める・ゆるめる・・・など緊張や疲労から解放することで虚しさが治ってくることをくりかえし感覚として感じられるようにしていきます。
虚しさを感じたときに、そうか足が冷えていたのか・・というふうに内面に意識が向くようにしていきます。

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---- copyright nishio kenichi 2014/04/01 ----