膝の痛みと変形(2)

 膝の変形は前のページの O型や X型に変形するタイプと、膝の上と下がねじれるようになった変形があります。
 ねじれる変形は、どちらかの足のつま先が外側に開いてしまうような形になる変形で結果として膝が上下でねじれたような形になるものです。
中高年の男性に多くみられます。 男性の場合は、それが膝よりも腰に大きく影響し腰痛となって現れることが多いようです。
 つま先が外に開いているために、股関節では臀部の負担が大きくなり左右のバランスも悪くなるので腰に痛みが出るようになりやすいのです。

 このような変形は自分ではなかなかわからないですし、一度形がついてしまうとなかなか元に戻すことが難しくなります。
 

 このごろでは若い女性にも多くみられるようになりました。
 このような膝になる人は、足のつまさきが中心より外側を向いて開いて立つくせがあるためです。 そして外側にかかる荷重を支えるために足の指はしだいに外側を向いてしまうようになります。 もしもあなたが外反拇指になっていたら他の指や足の形に注目してみてください。

■ 一度ついた姿勢のくせは、なかなか治りにくいのですが、基本的な立ち方として、足の親指側と足全体の内側に意識を集めて立つくせをつけるようにすることが大切です。
■ もうひとつは 立っているときや歩行時に足を棒のようにしないことです。 関節をうまく使って、極端にいえば 常にぐにゃぐにゃさせておくようにすることで関節の変形を防ぐとともに衝撃に対して柔軟にしておけば腰痛や転倒時の衝撃から身を守ることもできます。

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---- copyright nishio kenichi 2014/04/01 ----